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100人の声 命を読む

3月2日 石川県金沢市の音楽堂で 100人の声による朗読が行われました
今年で3回目
前回は、きっと、きっとの絵詞の朗読をしました・
今回は ”願う”  として 福島の震災から思うことの朗読でした
様々の方たちが 戦争や 震災や・・奪われてしまった命の惨さ、悲しさを朗読に込めて
繰り返すことのないよう願いました。

もうすぐ 3月11日 4年目を迎えます

きょう8日は 雪でしたが、晴れ間もあり
志賀原発の団結小屋の前で 集まった人達で 脱原発を願い空に風船を飛ばしました
5連の凧も高く上がってくれました

きっと、きっと 染絵展、  北海道

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染絵  いのちの水
北海道の松本さんという方から、何回かご注文とお手紙をいただいていました
そして、洞爺湖芸術館の友の会のメンバーである彼女より
いつか北海道へ・・という言葉をお聞きしてはいたのですが 
どうしたら上手く行けるだろうか・・とか思案していましたが
企画していただいた友の会の方のご病気などで中断していました

昨年末 後を引き継いだ方より
志田さん、私たちがバザーで旅費を貯めました。
大丈夫ですか? 来られますか?・・・と息せき切った嬉しい電話を頂いて、
急展開でしたがみなさんのお気持ちが嬉しく、どうぞよろしくお願いしまーーす。
とお答えしたのでした。

というわけで
今年 2014年  9月9日から  10月5日までの間
北海道、洞爺湖芸術館で ”きっと、きっと”の絵詞染絵展”があります。

志田は会期初めの期間、9日から15日まで滞在することとなりそうですが
遠い地でお会いできる方たちに今からワクワクしています

●きっと、きっと、英訳

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きっと、きっと英訳  3−1
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3−2
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3−3
思いがけず、”核から子供たちを守る石川県医療者の会”の方から
きっときっとの英訳を”はだしのゲンプロジェクト”の方にお願いしてありますよ
とお聞きしてびっくりしたのです。
その英訳ができたと、 金沢でアーサー、ビナードさんの講演会があった6月初旬に 送られてきました。
教科書の英語も朧げになっている私には 感想さえもうまくお届けできないのですが、お会いできた訳者はとても柔らかな素敵な方でした。
どんなふうに活かして行けるのか・・わかりませんが
みなさんのご好意に叶うことができますように・・・。

●行灯

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行灯 ”鬼となりても”
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4月に石川 羽咋市で 再稼働阻止全国大会があったときのこと、志田が作ってあった行灯を見られた経産省前テント広場のかたから、 東京にもこんなのが欲しい・・との希望をいただきました。 少し時間が経ったのですが、 ハンストなどをされていることを知って、大急ぎ ・・ 哲夫が 枠を作り、弘子が 染の下図を下に、墨絵で描いた”鬼となりても”です。
 

●しんふじん新聞

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友禅染めの業界で30年あまりたっていた、4年前くらいに
染で伝えられることを・・と所属から離れ、1人で、と決めました

 が、仲間たちがいてくれます・・そして
同じ想いの方々から、お便りをいただいたり
遠くから じゃり道を探してきていただくことがあるたびに
ゆっくりと歩けていてよかった・・・・と思っています。

布の優しさ、 染のやわらかさは それだけでも
思いを運んでくれそうで・・・。

●絵詞(えことば)きっと、きっと  新婦人しんぶん

2013年2月のある日  東京から1本の電話がかかりました
椿さんという方で新婦人新聞の記者さんで 2012年金沢の中央公園であった 11・11日のつどいでの 志田の発表を聞かれたとのこと 能登まで取材に行ってもいいですか?  との電話でした。
新婦人しんぶんはあまり知らなかったのですが
いわさきちひろさんがかかわられていたとお聞きして
1も2もなく お会いできることを楽しみにしています
とお答えしてしまいました。

 以前からの友人のようにリラックスできて色々話が出来た
とてもうれしい1刻でした。

後日、送っていただいた新聞は 自分でも・・あーーそうだったーーと共感できたぐらい今までのことをわかりやすくまとめてくださっていました。

それから 一か月 志田のもとには 北海道や 沖縄  各地から お手紙や葉書、FAXが届いています。
読者の方が年配の方も多い新聞で、94歳の方とか11人のお子さんがいらっしゃるかたとか・・それぞれいただくお便りにこちらのほうが、励ましをいただくことばかりです

●きっと、きっとのご注文

自費出版で 本屋さんには並んでいなくてごめんなさい
 もしご希望の方は   
   929−2126
     石川県 七尾市 大津町 コ部76番地
      志田 弘子 宛に
             ● 葉書
             ● FAX  0767−68−3643
             ●アドレス  shida_0601@opal.plala.or.jp  のいずれかで
                   郵便番号  住所               
                   お名前
                   (電話番号)
                    冊数 を明記してお送りくださいね

     定価   1冊 1000円   で  送料  80円 (1〜 2冊)
                              120円 (3〜4冊)
                              350円 (5冊〜9冊)
      (10冊以上は定価の2割引で )     送料500円で

          (申し訳ありませんが振込手数料 ATMで80円ご負担ください)           

●きっと、きっと

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フクシマへ
いままで 絵詞を 福島のお寺の方へ・・とか 避難された子供さんたちへの企画にも
使っていただけました
この春も宮城県の仮説住宅へ、お届けに行ってきます。

2013年3月 能美市のお医者様たちのグループが
 甲状腺の検査にゆかれる計画があるのですが
とりあえず 100冊程、配布していただけそうです

いわき市は 放射能被害が大きく
不安を抱えているお母たちが多いところです
今 私に出来ることが、少しできそう・・と 嬉しいです

自費出版と決めて 印刷した絵詞は たくさんの方たちのご好意で
北海道から沖縄まで人づてにつなげていただけました。

思いがけず もう1度印刷できる余裕もできて
2度目の印刷は 以前から思っていたように
いま希望を探しておられる方たちにもらっていただけたら・・・
と願っています

少しでも  届いてほしいです。

●リトル・バード

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染額・リトルバード  2枚
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リトル・バード・・部分
それまで 壁画とかも染めたことはあるのですが
だいたい着物中心でした
けれど イラク戦争で誤爆で息絶えた子供を抱きながら
この子達は鳥になったのだと涙を流す父親の姿に

弱いものが押しつぶされる悲しみに何かを表現せずにはいられませんでした

柔らかな布に染めたものであるけれども
何かを伝えられるのでは・・・と初めて思った作品です

●いただいたお便り

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葉書や 封筒で・・・
‘きっと、きっと‘の絵詞を作ってから、毎日郵便受けに、お便りが届くようになっていました
いまはすこしゆっくりですが
それぞれの想いを一言メッセージとして届くお便りに
自分の見が引き締まるような感慨を持って読ませて戴き続けました

多くの母が 祖母が いのちをつなげてきて
そしてつなぐ明日への祈りには、言葉に尽くせない重さがありました

先日、思いがけず レイチェルカーソンの著書を訳された、
上遠恵子さんからお便りをいただきました

カーソンの‘沈黙の春‘とともに‘センスオブワンダー‘という本は 私の大切な本です・・・・。 生きとし生けるものの織り成す自然の不思議さに・・・
大きな命に包まれている小さな自分のかけがえのなさに気付きます

今まで頂いたたくさんのお便りは身に余る重さのものが多かったのですが 
‘あすへの命をつなぐために力を尽くしましょう‘
という上遠さんの言葉に

このたくさんの思いを、みんなと共有したい・・・と思うようになりました
わたしへのお便りですが、それ以上に
未来へ生きる、小さな人たちへの声を時折、ご覧下さいね

●中日新聞 記事

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きっと、きっとの紹介
きっときっと、の絵詞は 染絵を描きながら・・、
童子たちに、いのちをふきこみたいと願いながら ・・
大きなところから離れたじゃり道の染で、私に出来ることを探しながら・・・
の、道のうえにありました

自分の作品は 恥ずかしいことが多いのですが
この絵詞は 私であってわたしではない
多くの母親たちの心をやさしく伝えられたら・・と願いの方が強かったのです

●絵詞(きっと、きっと)を置いてくださっているところ

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石川県七尾市
  
   ギャラリー葦  (0767−52−8900)
  金沢市
   福音館書店    (076−231−5088)
   コミュ二ティ・トレード アル  (0762−246−0617)
   (絵本,せっけんの店)宇吉堂  (076−241−9818)

●きっと、きっと  雑誌 ‘能登‘の紹介より

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雑誌‘能登‘にきっと、きっとの紹介文が掲載されました
2011年春号に じゃり道工房の取材をしてくださって 10月、秋号に ‘きっと、きっと‘のことも、大きく紹介していただけてビックリでした。
能登のさまざまのことを広く取材されている 素敵な雑誌です。
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蓮花


子どもたちに残してゆけるものは・・・・・・
私たちのできることは・・・・・・・

言葉のない悲惨な震災と、放射能への不安を心に刻み込みながらも
  どうか乗り越えられますように、
  どうか、命を大切にする方向へとむかってゆけますように。。
   
      きっと、きっと・・できるはず・・・・・と

1友禅染 絵詞 「きっと、きっと」 発行しました。

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きっと、きっと  (つぶらな瞳たちへ)
弘子の友禅作品の写真に、詞(ことば)をつけて、小さな冊子を創りました
ソフトカバー  カラー45ページ 21センチ×19センチ  価格 1000円(税込)
       
      送料2冊まで80円、4冊まで160円、5冊350円 5冊以上500円                ( 申し訳ありませんが 振込手数料はご負担下さい)
                          @ 振込用紙にて   窓口120円
                                        ATM 80円
                          @ 郵貯口座間は無料で



母親たちが、等しく感ずるいのちへのいとおしさを
布のやわらかさに力を借りて、能登の片隅で染めました

できることなら
いのちをいだく同じ想いの方々が、届け手となってくださって
かけがえのないひとたちへ、つらい方々へ、

そして、明日に歩く、ちいさなひとたちの希望へと
つながってゆくことを心より願っています




ご希望の方は
  郵便番号 
  ご住所
  お名前
  電話番号
  ご希望冊数   
         を明記の上、メール 又は、はがきでお問い合わせください                   じゃり道工房 e-mail    shida_0601@opal.plala.or.jp
  
                 929-2126  石川県七尾市大津町コ部76番地
                                 志田弘子 
                            tel,fax 0767-68-3643 

願う

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        金沢 音楽堂の朗読の原稿はこんなのでした
            長いのですが 載せさせてくださいね




願う
         
一瞬の地球の身震い・・・・押し寄せた津波の凄まじさ。
眼に見えぬ放射能・・・・さまよい続ける、何万人もの人たち・・・
 
国は国民を守らないのだ・・・
     真実は隠されるのだ・・・
     私たちは捨てられたのだ・・・・
     私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です・・・・
2011年さよなら原発での武藤類子さんの言葉に、胸を衝かれる思いだった。

志賀原発から10kmのところに暮らし、不安は募ってはいたけれども、
まさか・・これほどまでに脆いものだったとは。
福島の哀しみは、逃れられぬ明日の私たちにほかならない。
 
能登に暮らす一人の母親として、子を抱く喜びを染めてきたのだけれども、
改めて気付かずにはいられなかった。
私の中にも鬼がいる・・・・・
髪を逆立て、目尻を釣り上げ、奪われてなるものか・・と子を護る母・・・
誰もがきっともっている、もう一人の母の姿・・
――“鬼となりても”という一枚を、染めずにはいられなかった。

もう一枚は “皆、どこへ行った ”
という題で、水の中を小さな女の子が、鳥や花や木々や動物たちと
流れてゆく構図で、描いている間は鼻の奥が痛み続けた・・・・ 

――みんな・・みんな、どこへ行ったー
かけがえのない人たちを亡くし、住み慣れた場所を追われ、
苦しみの中で、もがき続ける数え切れない人たち・・・・
触れることも叶わぬ花・・・・青く伸び放題の草・・・・
繋がれたまま、責めることも知らず、飢えてくずおれた、優しい瞳の動物たち・・・・

3年が経っても、まだ空虚な豊かさを追い求めようとする今の日本には、
哀しみを統べる力も、先を見ようとする姿も見えては来ない。


ちいさな鳥をみたのは一昨年の夏だった。

低い庭木のてっぺんで、焦げ付くような灼熱の日々・・
草木をなぎ倒す豪雨の日々・・
翼で卵をかばい続け、命がけでヒナを孵した母鳥、
喜びを囀り続けるその姿に、自分が恥ずかしく、圧倒される思いだった。

私たちは、一体何を残して行こうとしているのだろう・・・
己が身の内で、何万年もの旅を経て、来てくれた小さないのちたちを
身をもって護るどころか、消えることのない毒の海に置き去りにして、
この子たちの未来を・・生きとし生けるものの生業を食い尽くすために、
今の私たちの安楽さがあるとしたら・・・・・・あまりにも愚かすぎる。

受け継いだものを、明日に手渡すために、私たちは、ここにいるのでは・・・・
哀しみを繰り返さず、いのちの方向に舵を切ることでしか、
詫びようがないはずなのでは・・・・・・

ちいさな母鳥と同じく、わたしたちもまた、
 誇らかに、子を抱きたい・・
高らかに、喜びを謳いたい・・    

時に無力感に苛まれつつも
わたしたちは いのちをつなぎたい・・・
明日への希望を手渡したい・・・・

諦めないで・・・投げ出さないで・・・・
太古より、産み育んだ母たちの
願いよ、願いて大河ともなれ